喧嘩が起こるのは普通の事
どうも最近、長男の元気がありません。
学校でなんかあった?と聞いても生返事ばかりです。
子供も中学年に差し掛かると何でも話してくれるというわけではありません。
内緒の事も出てきますし、ほかの方の親御さんに教えてもらって知った、と言うわが子の事もあるくらいです。
ある日、学校の先生から電話がかかってきて、クラスメイトのお子さんのお母さまから、
学校の方に連絡があり、うちの子とケンカをしたという話を聞きました。
今日に始まったことではなく、以前からクラスが分かれて派閥のようになっていて
時々けんかが勃発するのですがたまたまうちの子とやりあった時にすこし怪我をしてしまった子がいるということでした。
それを気にされたお母さまが連絡をくださったとのことでした。
先生は学校ではある程度の派閥や喧嘩が起こるのは普通の事で人数が集まればいざこざになることもあるし、
その中で自分たちで解決方法を見出してくれることが大事なので学びの場として全く問題ないのですよ、と言ってくださいました。
とても勇気がでましたしうれしかったのですが、先生が最後におっしゃった言葉
「学校で起こったこと、自分の悩みをお子さんがお母さまに話せるような環境を作ってあげられるといいですね」と言われたことが気になりました。
急に不安になってきました。
誰かに相談したくても、ママ友には相談できません。
子供同士のようなデリケートな問題はママ友に相談するのは厳禁です。
悪気はなくともすぐに噂は広がってしまう可能性があります。
ママには一見友達がたくさんいそうですが実は相談できる人というのはなかなかいないものなのです。
スクールカウンセラーのお知らせ
そこで思い出したのがスクールカウンセラーです。
学校にはスクールカウンセラーなる人が定期的にやってきます。
いつも学校にいるわけではなく、いくつかの小学校を受け持ってまわっている人らしいです。
ひと月に2回その先生が保健室にやってきて予約をした人は先生に何か心配なことを相談できると言うわけです。
これは主に親が相談するのですが、それまではこのスクールカウンセラーのお知らせが入っていても何も関心がなく、そのままゴミ箱に捨ててしまっていました。
これだ!と思って早速今月のスクールカウンセラーを予約してみました。
いざ行ってみると女性の先生でとても親身になって相談に乗ってくれました。
この付近の小学校を回っていてこうやって悩んでいるお母さんの話を聞いているそうです。
実際にあったことをこと細かく説明していくと、すごく良いアドバイスをくださいました。
「お子さんが話してくれるようになるには時間がかかります。
そういった環境を作るには、あれをしなさいこれをしなさいと時間で追い詰めるのでなく、時々やらない自由、なまけたいという心も認めてあげる余裕がお子さんが何でも話しやすい環境を作るコツです」と教えてくださいました。
考えてみると本当にその通りでした。
ちょっと子供に対して余裕がなさ過ぎたと気付くことができました。
やっぱりスクールカウンセラーに言ってよかったです。