感情をコントロール
小学三年生、四年生はギャングエイジとも言われているそうです。
そのわけは、小学校一、二年の低学年はまだまだ先生や親の言うことを受け入れて聞いてくれる世代。
先生にほめられたい・・・という気持ちも活発です。
一方小学校五年生、六年生は理屈が通じる世代。
自分でしていい事、いけないことが分かり、話が通じるし、自分の気持ちを抑えたり感情をコントロールすることもできるのです。
けれど三年生四年生はなかなかまだ幼く理屈が通じない部分もありますし自分の感情を抑えられないときもかなりあるそうです。
そんな難しい世代、すなわちギャングエイジというようです。
それを聞いてとても思い当たる節がありました。
今迄は親が言ったことを素直に聞いてくれていたものが最近では、いちいち文句をつけたり、叱っても全く意に介さないときがあります。
そんな時はどうやって接したらいいのか悩んでしまいます。
今迄あまり育児書などを読んだことがなかったのですがとうとう、いろいろな育児書を読んだり、講演会に言ったりして自分なりに見つけ出した子供を導く答えがあります。
一つは子供の話をよく聞くことです。
ついつい子供の話を聞いているうちにまどろっこしくなることがあります。
子供の話は脈絡がない場合も多いですし、で、結局何が言いたかったの?ということもままあります。
「それはつまり~ってことね?」と途中で自分で話をまとめてしまうこともあります。
でもそうすると子供は途端に不機嫌になってしまいます。
やっぱり途中で口を挟まずに最後まで聞いてあげることが大事なのだと思います。
相槌を打つくらいで、子供の話の途中には口を挟まないようになりました。
待つことって大事
そして子供の気持ちを否定することをまずやめてみました。
つい「それはあなたが悪かったんじゃないの?」と言いたくなってしまうことがあります。
ですができるだけ、「それはつらかったね、大変だったね、わかるよ」と共感してあげるようにしています。
何かアドバイスが欲しいというよりも、ただ話を聞いて共感してほしい事の方が多いようです。
子供は言葉を紡ぎだすのに時間がかかります。
「えっとね、あのね、あのね」となかなか言いたいことを言えません。
そんな時に手伝ってあげるのではなく、じーっと待って聞いてあげるのはかなり忍耐がいることです。
でも待つことって大事だなと思えるようになりました。
そう考えると、私が夫になにかを話すのも同じ理由からかもしれません。
別に意見してほしいから聞いているのではなく、共感して「そうだったんだ、それは大変だね」などと言ってほしいから話すのです。
それに気づいたときに、子供にどうやって接すればいいのかわかったような気がします。
そういえば最近、子供が英語を話したがるようになりました。
それは好きな子が英会話スクールに通い始めた影響のようです。
わかりやすくて笑ってしまいますが、そうやって好きなことや興味があることがどんどん増えて行けばいいなと思います。
気が早すぎますが高校生になったら留学の準備を始めるのもひとつの手かもしれません。
やはりこれからはグローバルな人が求められるようになると思うので、大学は海外というのもいいかもしれませんね。
話を戻しますが…子供によって適切な接し方は違うようです。
面白いことに兄弟によっても性格は全く違います。
一番多感で成長著しい三年生四年生の気持ちに寄り添って支えてあげたいと思う日々です。